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三浦慈朗
Jiro Miura
三浦慈朗は、ある対象へ志向する際に自身が「〜ではなくなる / Cease to」といった心的変容の過程にある抽象的な状態に焦点を当てます。作品制作では、まず志向する対象の物質的性質をリサーチし、具体的なその対象の変化の様相を捉えることから始めます。その後、詩や物語などの抽象表現における変容を引用や、独自の解釈と再構築を経て、作品制作の土台となる物語を作成します。その土台から派生したアイデアをもとに視覚作品群を制作します。
「〜ではなくなる / Cease to」という現象までの多面性を探求するため、三浦はパフォーマンス、文章、インスタレーション、映像、調理といった多様なメディアを横断的に用いて作品を構成します。各メディアが喚起する身体性、視覚、味覚、言語などの異なる感覚で、三浦自身および鑑賞者を「完全なる変容 / 何でもない状態」に向かわせることを目標とします。
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